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AIの哲学入門(10) 大規模言語モデルはウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」

週刊 池田信夫
チャットGPTのような大規模言語モデル(LLM)をめぐる議論にはすれ違いがある。一方ではLLMは人間のように文章を書き、翻訳し、要約し、議論までできるように見えるが、他方では、それは本当の意味を理解しているわけではなく次に来る単語の確率を予測しているだけだという批判がある。 世界に「本当の意味」があり、それが言葉と1対1に対応していると考えるなら、LLMは意味を理解していない。だが後期ウィトゲンシュタインは、言葉の意味はその本質や定義ではなく、使い方にあると考えた。言語は世界の写像ではなく、人々が生活の中でおこなう言語ゲームなのだ。

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