[高野孟のTHE JOURNAL:Vol.752]今更ながら「中国包囲網」づくりに血道を上げる高市政権の二重の時代錯誤

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高野孟のTHE JOURNAL Vol.752 2026.5.11                  ※毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《目次》 【1】《INSIDER No.1365》 今更ながら「中国包囲網」づくりに血道を上げる高市政 権の二重の時代錯誤/ベトナム・豪州訪問の含意 【2】《CONFAB No.717》 閑中忙話(5月3日~9日) ■■INSIDER No.1365 26/05/11 ■■■■■■■■■■ 今更ながら「中国包囲網」づくりに血道を上げる高市政 権の二重の時代錯誤/ベトナム・豪州訪問の含意 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  (1)高市早苗首相が5月2日、ベトナムを訪問して行 なった「自由で開かれたインド太平洋を進化させる」と いう外交演説と、  (2)小野寺五典自民党政調会長/元防衛相が4日、ワ シントンでのCSIS(戦略国際問題研究センター)の会合 で行なった「トランプ大統領は台湾問題について毅然と して対応をとるべきだ」という発言と、  (3)さらに小泉進次郎防衛相が5日、フィリピンを訪 問して交わした、海上自衛隊の中古の「あぶくま型」護 衛艦を同国に輸出するとの合意、  ーーは、3つで1セットの高市政権としての外交・防 衛姿勢の表明であり、その目指すところは、「インド太 平洋」という名の「中国包囲網」に東南アジアを巻き込 みつつ、米国に対しては6月に予定されたトランプ訪中 で罷り間違っても中国に対して融和的な態度に堕するこ とのなく毅然として反中国の立場を貫くよう釘を刺すこ とである。  が、私に言わせればこのような戦略が見当が狂ってい る。 ●「インド太平洋」という冷戦的発想が時代遅れ

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