Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 2026/05/04 第812号
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今週の目次
○「はじめに」
○「思考とは動きである」
○「Rashita Suite」
○「生き延びるためのタスク管理」
○「おわりに」
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○「はじめに」
私は、単発の文章などは自作のエディタで書いているのですが、メルマガのような連載ものはVS Codeを使っています。高度なコードエディタ(ダジャレではありません)って、文章を書くのにも便利なのです。
しかしながら、最近のVS CodeのアップデートはだいたいAI機能対応であり、私はエディタ周りではまったくそれらを使わないので、なんとなく疎外感を感じます。
というわけで、Zedというエディタをダウンロードしてみました。
◇Zed — Your last next editor
https://zed.dev/
Rustで書かれた高速エディタという謳い文句で、試してみるとたしかにきびきび動きます。VS Codeは、Electronで動いていて、どうしてももっさりする感じが避けられないのですが、それに比べるとZedの動作は快適です。
でも、このZedもバリバリAI Agent対応なんですよね。まあ、そりゃそうか。
これからのコードエディタは、人間が書くために高度なサポート機能を備えるのではなく、むしろ生成AIがコードを書くことを前提にして、いかに人間がそれらのコードをチェックするのか、という視点に重心が移っていくのではないかと思います。
良い悪いとかではなく、現実のニーズが明らかにそちらにシフトしているのは間違いないので。
では、「文章エディタ」の未来はどうなるでしょうか。少々楽しみでもあり、怖くもあります。
〜〜〜Textboxリニューアル〜〜〜
引き続き、Textboxのリニューアルを進めております。バックエンドのPythonをNode.jsに置き換える処理です。
もちろん、単に置き換えるだけでなく、2026年の私が考える「新機能」も盛り込んでいます。やはり、機能についての発想が4年前の私とは大きく違うので、まっさな気持ちで「シン・Textboxをつくる」姿勢で臨むのがよいだろう、という感覚です。
その際に、二つの点を意識しています。
・思いついたからといって即座に実装しない
・ちょこちょこ機能を増やして、おりをみてリファクタリングする
まず「待ち」です。ツールを触っていると、あれもできるこれもできると思いつくのですが、それを即座に実装したりはしません。しばらく「その機能」について考えます。それを実装するとしたら、どういうUIになるか、他の機能との関係はどうなるか、将来的にどうなっていくか……。そうした考察を一定程度進めてから、本当に実装するのかどうかを決めます。
Claudeに機能の相談をした後、「実装しましょうか?」と聞かれても、「今はまだいいです」と断ることも珍しくありません。