Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 2026/04/27 第811号
_________
今週の目次
○「はじめに」
○「GTDの高度を再確認する」
○「執筆法と壁その2」
○「おわりに」
_________
―――――――――――――――――――――――――
○「はじめに」
ポッドキャスト、配信されております。
◇BC137 薄い本を読む | by goryugo and 倉下忠憲@rashita2 | ブックカタリスト
https://bookcatalyst.substack.com/p/bc137-ab2
今回は、倉下が「薄い本を読む」をテーマに語りました。。ブックレットや新書などの読書入門者向けレーベルの紹介と、それらとのつき合い方を語っております。
よろしければお聴きください。
〜〜〜新作〜〜〜
春樹さんの新作が発表されました。
◇村上春樹、3年ぶり16作目の長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』刊行決定! 2026年7月3日(金)発売 | 株式会社新潮社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002844.000047877.html
雑誌『新潮』で連載されていた「夏帆」シリーズを加筆修正したもので、長篇で女性が単独の主人公となるのははじめてとのことです。『1Q84』では女性主人公が出てきますが半分のパートだけですし、『スプートニクの恋人』はすみれが中心となるものの語り手は「ぼく」でした。その意味で、たしかに「はじめてのこと」だとは思います。何か変化みたいなものがあるのでしょうか。気になるところです。
それよりも、前作の『街とその不確かな壁』からもう三年も経っていることが驚きです。あっという間ですね。
とりあえず、新作が楽しみです。
〜〜〜有限性〜〜〜
以下の動画が面白かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=iDuMNW4pwjY
中盤まではいかにもインタビューという感じなのですが(あるいはそういう編集がなされているのかもしれません)、一番最後の質問に答えるあたりから急に「講義」が始まったという印象。でもってとても刺激的な内容です。
有限性、あるいは切断というのは、単に思想的な話ではなく、現実の今の世界でどう生きていくのかにおいてきわめて実用的な話だと思います。特に生成AIという包括的な情報ツールが登場してしまった世界においては、有限性はますます重要になっていくでしょう。
つきつめていえば、それは私たちの生の意味とも強く関わっています。「なんでもがある」は、「なにもない」にほとんど等しいのです。少なくとも、意味においては。
というわけで、千葉さんの次の本にも期待大ですね。