永田町異聞メルマガ版
「国家権力&メディア一刀両断」 2026.03.12
新 恭(あらた きょう)
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サナエ・トークンの挫折で露呈した高市人気の盲点
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近頃、ネット界隈で物議を醸しているのが「SANAE TOKEN(サナエ・トーク
ン)」なるものである。高市早苗首相の名前を冠した暗号資産ということで市
場で価格が爆上がりしたが、高市首相が一切の関与を否定したために暴落。結
果として、多くの投資家が甚大な損失を被る事態となった。
運営側が発行済みトークンの過半を保有し、価格高騰の裏で売り抜けて不当な
利益を得たとの疑惑も浮上しており、これを受けて金融庁も本格的な調査に乗
り出した。同庁は、トークンの販売・交換業務が、「暗号資産交換業」の登録
なしに行われていた資金決済法違反の疑いがあるとみており、被害総額は数十
億円規模にのぼると推定されている。
トークンとは特定の権利や価値を表す「しるし」「記号」「証拠」といったも
の。ゲーマーにはアイテム引換券、投資家には暗号資産として知られているが、
一般には馴染みが薄い。せいぜい、ネットバンキングで使う「使い捨てパス
ワードの生成機」としてその名を知る人がいる程度だろう。
広く世間にサナエ・トークンが知れ渡ったのは、2月25日のことだった。著名
なビジネス系YouTubeチャンネル「REAL VALUE」の番組で、出演者の1人、実業
家の堀江貴文氏が「なんか、すげぇトークン出すらしいじゃん!」と声を上げ
た。
「実は高市さんサイドとはコミュニケーションを取らせていただいている」と
堀江氏に答えたのは番組の主宰者である実業家、溝口勇児氏だ。すでにこの動
画は削除されていて見ることはできないが、青汁王子こと三崎優太氏も加わっ
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