Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 2026/03/09 第804号
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今週の目次
○「はじめに」
○「活動支援の情報整理」
○「ファイル・フォルダ・キャビネット」
○「きちんとしている」
○「おわりに」
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○「はじめに」
最近、Claudeを使うことが増えました。チャットしていて、イライラさせられることが少ない印象があります。なんというか、落ち着いた雰囲気です。
生成モデルにも個性(というかなんというか)があるので、ChatGPT、Gemini、Claudeとそれぞれを使い分けたらいいというのは頭では理解していましたが、ここまで違いがあるのには驚きました。いくつか理由もありそうです。
◇Anthropicの哲学者、Amanda Askellについて | Don't Repeat Yourself
https://blog-dry.com/entry/2026/02/22/150141
単に性能を向上させるだけでなく、「価値観」と共に育成している。そんな雰囲気を感じます。このあたりの問題についてはまた別途検討してみましょう。生成AIと倫理観。
それはともかく、少し前まではサブスクリプションを契約するならGeminiかなと思っていましたが(Googleサービスとの連携が恐ろしく便利)、対話相手として選ぶならClaudeの方が価値が高そうだと感じました。もちろん、すべてにサブスクリプションすればいいわけですが、財布事情が心もとないので、できればメインを一つに絞りたいところです。
ちなみに、ChatGPTは落ち着いて議論するというよりも、深夜ハイなテンションでわけのわからないことをしゃべりまくるノリで使うのがいい感じです("イカれたブレスト"と名づけましょう)。そこで見出した面白いネタを、改めて落ち着いた雰囲気でClaudeと話し合う。これが現時点のベスト塩梅です。
〜〜〜順法闘争〜〜〜
順法闘争という言葉をはじめて聞きました。
◇スシローの非正規労働者が「順法闘争」へ マニュアルと客対応で「板挟み」の実態(今野晴貴) | エキスパート | Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/675c442eeeeb09de9470d26107b46103bb52d8e6
ストライキは、定められた仕事をしないことで企業に圧力をかける争議行為ですが、順法闘争はその逆で、定められた仕事を定められた通りにすることで企業に圧力をかけます。
ふつうに考えると意味がわからないのですが、以下を読むとピンとくるかもしれません。
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例えば、「お客が入ってきたら一人一人案内する」といった、混みあう時間帯は守られていないマニュアルを、すべて原則通りに従うようにする。すると、提供速度や客の回転が遅くなり、企業側は大きな困難を抱えることになる。
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そうなんですよね。たいていの場合、マニュアルがあっても、細かい部分は現場の判断に任されています。それによって"現場"が維持・調整されている。そこに人の仕事(判断)がある。では、それをやめて完全にマニュアル通りにしたらどうなるか。おそらくかなりギクシャクしてしまうでしょう。それが圧力になるというわけです。
今回この順法闘争のスタイルが採用されたのには理由があって、詳しくは記事をご覧いただくとよいのですが、ようはこういうことです。
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そして決行されたのが、今回の「順法闘争」だった。つまり、賃上げを拒否し、人員不足にも目をつぶり、その上マニュアルを守れていないから賃上げをできないという会社に対し、組合側としては「この人数でマニュアルを守ったらどうなるのか」を示すことで、人員増や賃上げを認めてもらうための行動に出たのだ。