[高野孟のTHE JOURNAL:Vol.742]「高市現象」に見る笑いながらのファシズム/とうてい太刀打ちできそうにない野党の出遅れ

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高野孟のTHE JOURNAL Vol.742 2026.2.23                  ※毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《目次》 【1】《INSIDER No.1353》 「高市現象」に見る笑いながらのファシズム/とうてい 太刀打ちできそうにない野党の出遅れ 【2】《CONFAB No.706》 閑中忙話(2月15日~21日) 【3】《FLASH No.613》 中国が日本を「新型軍国主義」と呼び始めた真意/日刊 ゲンダイ2月19日付「永田町の裏を読む」より転載 ■■INSIDER No.1353 26/02/23 ■■■■■■■■■■ 「高市現象」に見る笑いながらのファシズム/とうてい 太刀打ちできそうにない野党の出遅れ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  今の日本で「国論を二分する」ほどの意見対立はいく つかあるけれども、そのうち最大のものは「高市スマイ ル」への評価だろう。  『週刊文春』2月26日号で江川紹子が言っているよう に、「高市さんの笑顔に好感を持った層と、違和感を抱 いた層の決定的な違い」があり、「私〔江川〕を含め、 違和感を抱いた層は、日頃からニュースや論評に触れ、 過去に取り上げられてきた高市さんの印象が残っている 人たちだと思います。……翻って、好意的に受け止めた 層は、高市さんのこれまでの言動に関する蓄積や先入観 がほとんどない、“まっさら”な人たちと言えるでしょ う。……従来の保守層に加え、こうしたライトな支持層 の急速な広がりを感じさせます」  まあマイルドに言えばこういうことなのだが、私の周 辺でのもっと端的な言い方では、あの「高市スマイル」 を、賛美派は「かわいい」「健気にやっているじゃない か」と言うのに対し、嫌悪派は「何で四六時中、あんな 引き攣ったような作り笑いをするのか」「不気味だ」と 言って憚らない。前者は比較的若い層、後者は中高年層 に偏っている。 ●「高市鬱」という新しい心理学用語も登場

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