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グーグル日本法人元社長
辻野晃一郎のアタマの中【Vol.145】
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【今週号の目次】
1. 今週のXから
※ 最近のXへの自他の投稿や反応から一つピックアップして短くコメントするコーナーです。
◆ 「物に本末有り、事に終始あり」
2. 今週のメインコラム
※ 一つのテーマについて深掘りするコーナーです。テーマは、政治・経済・テクノロジー・健康・人生哲学など、多岐にわたります。一回で書き切れないテーマは連載でお届けします。
◆ 世界を震撼させているエプスタインリストについて(その1)
3. 読者の質問に答えます!
※ 読者の皆さんから寄せられるご質問に回答したりご意見にコメントするコーナーです。
◆ 母校愛はありますか?
4. スタッフ“イギー”のつぶやき
※ 当社のメルマガ担当スタッフの編集後記的な人気コーナーです。
◆ 「食いしばり」とは?
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2. 今週のメインコラム
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◆ 世界を震撼させているエプスタインリストについて(その1)
1月9日に配信した、本メルマガの 今年の新年号(vol.139) メインコラムにて、今年がどのような年になりそうかということを列挙した中で以下のように書きました。
・ 真実や本質が明らかになる:光が当たることで物事の真実や本質が明らかになり、影も濃くなるため、正直さや誠実さが重要になる年。
そしてその通り、世の中の真実の一端が明らかになり始めています。
昨年11月、MAGAの分裂にもつながるようなすったもんだの末、米議会は、ジェフリー・エプスタイン氏に関する捜査資料の公開を司法省に義務付ける法案を可決しました。それにトランプ大統領が署名して、12月末から本資料の公開が始まり、現在までに300万ページ余りが公開され、米司法省のホームページで閲覧できるようになっています。
米司法省のホームページ: Epstein Library
ここの検索ボックスに、たとえば「Bill Gates」と入れると、エプスタインとビル・ゲイツのメールのやり取りなどの大量の資料が出てきます。
資料は全部で650万ページとか、800万ページあるといわれているので、これまでに公開されたのはまだ半分にも満たない程度ですが、司法省はこれで打ち切りというようなことも言っているので、今後残りのページが公開されることになるのかは今のところ不明です。
しかしそれでも、今回の米政府による資料の公開によって、世間一般の人たちが知らない闇の世界で何が行われてきたのか、ということの全貌がかなりわかってきました。そしてそれによって、世界は大混乱になりつつあります。ところが日本では、冬季五輪の報道に明け暮れていて、本件についてはほとんどまともな報道もなく、未だに何も知らない人が多いようです。しかし、日本人の名前も多く出てきており、旧統一教会の「 TM特別報告書 」以上に日本社会をも震撼させる話です。
ちなみに、東京五輪の時に、五輪が抱える深い闇に気付いた人も多かったと思いますが、先ほどの司法省の Epstein Library を検索すると、2028年ロサンゼルス五輪組織委員会の会長であるケーシー・ワッサマン氏の名前も多く出てきます。
もともと、エプスタインが少女売春などの罪で初めて逮捕・起訴されたのは2006年のことで、もうずいぶん昔のことになります。その後、被害者による民事訴追などもありましたが、彼が再び世間の大きな注目を集めるようになったのは、2019年7月に少年少女への性的虐待の罪で再び逮捕され、その1カ月後に獄中死してからです。獄中死については諸説あり、自殺ではなく口封じのための他殺、さらには殺されたのは身代わりで、実際はまだ生存しているという説もあります。
長年にわたる児童虐待だけでもとんでもない重罪ですが、この問題の本質はそれだけではありません。殺人、--
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