田村耕太郎の「FUTURE ASIA PREMIUM」2月2日
【読者とのQ&A】
【読者からの質問】
田村先生
こんなに濃い情報が日々届くとは思わず感激をしながら、一字一句、頭を働かせ読み込んでいます。
さて、今回の質問は、AI同時翻訳もけっして夢ではなくなりつつある時代の、英語習得についてです。
私は現在、アラフィフの男性で、田村先生の『君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか! ? 』を拝読し、世界への情熱を掻き立てられながら、結局、国内中心のキャリアを歩み続けています。1つは、やはり英語の壁で、ここに挫折を繰り返し(おそらく大学卒業以降、TOEIC700-800点あたりを行ったり来たりし続けているレベルと推察)、結局、日本でのキャリアを優先してこの年齢になってしまいました。
結局、国内中心のキャリアに後悔しているところもありますし、また最近のAIの進化で、少なくともテキストはほぼ瞬時に翻訳可能、さらに会話でも数秒遅れで何とか意味を類推できる翻訳を確認することができ、もう英語はAIで何とかして、日本からあくまでサイドビジネスとして海外市場を狙ってみれば良いかと、目線の低い気持ちもあります。
このような、アラフィフミドルの今後の英語習得について、もうAI駆使に走るべきか、いや今こそラストチャンス(?)として世界に挑むべきか(そのためにいかなる英語学習戦略を取るべきかも、是非)、ご助言、ご意見を頂けないでしょうか?
ET
10代、20代の頃から海外経験を積んで、語学のハンデなく活躍できる若者を羨ましく思いつつ、こんなドメスティックキャリアでアラフィフミドルになってしまった人間へのアドバイスをよろしくお願いします。
【田村耕太郎からの回答】
人生100年時代、アラフィフはまだ「ハーフタイム」が終わったばかりです。英語の壁を理由に、そのワクワクする世界を諦めるのはあまりにもったいないです。
「若者が羨ましい」と思う必要はありません。彼らにはない「深み」がETさんにはあります。英語というツールを、AIというブースターで補強し、今日から世界へアクセスしてください。
「AIに頼る自分」を許しつつ、「AIなしでも戦える自分」を少しずつ作る。 これが、我々大人の賢い戦い方です。
結論から言えば、「AIを使い倒せ。だが、英語の学習は『格闘技』として今すぐ再開せよ」です。
理由は以下の3点に集約されます。
1. 「AI翻訳」は「交渉の弾丸」にはなっても「信頼の握手」にはならない
テキスト翻訳はAIで完璧です。しかし、ビジネスや政治の現場で最も重要なのは「情報のラグをゼロにし、相手の懐に飛び込むスピード感」です。
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