Birthday Crisis(バースデイ クライシス)
俗に、自分の誕生日が近づくと切なくなったり、鬱々したり、ブルーになったりする心的現象のことを差す。
誕生日は自分がこの世に生まれた日で、「ハッピーバースデー!」のイメージでめでたいはずなのに、なんというか「誕生日、憂鬱だなあ」という人がいるのを私は否定しない。
それは心理的には、「自分の誕生日とか誰も知らないし」とか「祝ってくれる人もいないし」とか「別に自分が生まれた日なんて、めでたくも何でもない。大騒ぎし過ぎ」というのもあったりするらしい。
社会的には、「この歳はこうなってるはずだったんだけど」とか「理想と現実が違い過ぎて切なく苦しい」とか「特に毎日変わりなく、人生ってこんなものか」というある種の虚無的心理もあるようだ。
うん、わかる。わかるよ。
なぜなら、場合は違うが、私も今回ばかりは「Birthday Crisis」が少しあるからである。
それはいくつかの問題が原因である。
問題其の壱
仕事はいつも、暴力的に私をなぎ倒す。
きれいな言葉を使えば、「自分のペースでできる生業でいいね。時間も自由になるだろうし、まるで闇に隠れて生きる妖怪人間のようなキミには最適だね」的に、途絶えることなく、やれデザインだキャッチだ本文の編集だ、おっと、見出しをどうしようかなんて、このご時世に贅沢な話なのである。
しかし、荒々しい言葉を使えば、「疲れた?時間ががない?なわけないだろ。場合によっては今日と明日寝ないでやれば48時間もあるよ。どっちにしたって頼んだよ、ナルハヤで」と、それこそハラスメント的な、働き方改革などまるでないような(いや、確かにこの仕事で働き方改革は存在しない、ちゃんと仕事していればすべてがネタになるはずだ)感じにバイオレンスだ。
なので、私は年中だいたい仕事をしている。
問題その弐
外食を基本しない。
私が日中は寝ていて、起きた後にすぐに食事をしないというのもあるし、夫が仕事終わりに(こちらは、四六時中も好きと言ってー♪とサザンの真夏の果実並みに起きている時間は仕事なので、いつ終わってるのかはわからない)私の料理で酒を飲むので、だいたい自宅で食べる。
例えば、病院帰りにおそばとかラーメンとか、たまにそういう食事はあれど、基本は自宅で家メシだ。
丸亀うどんとか、たまの贅沢でデパ地下で洒落たサラダや焼き鳥なんかを買って、それをつまみにすることもあるけれど、それでも必ず何か一品は作るようにしている。
小さなことだが、この「必ず何か一品」はけっこう大事だ。主に野菜使ってね。
まあ、モズク酢とかぬか漬けとか、お浸しとか焼き野菜とか。
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