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「解散に大義はない」のか――いま問われるべきは、むしろ“選挙をしないこと”の不当性である

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
いまネット上・メディア上で大きな話題となっている、解散総選挙。 もちろん、解散するか否かは総理大臣の専権事項ですから、最終的にどうなるかは分かりませんし、仮に解散したとして、どの政党が勝つのかもやってみなければ分からない、というのが現実です。 ただし、多くの方が関心を持っておられるのは、 「今回の解散に“大義”はあるのか」 という点。 この点について、じっくり考えてみたいと思います。 ■ 今の高市政権は「国民の是認」を受けているのか? まず、最も重要なポイントは、 『現在の高市政権は、国民の直接的な選択によって成立した政権ではない』 という点。 そもそも高市政権は基本的には現職の国会議員による判断によって成立した政権です。確かに、自民党総裁選には党員の意思も一定程度反映されていますが、自民党員は国民のごく一部の人々に過ぎないのです。

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