前回、「英語はなぜ“動詞中心の言語”になったのか」という問いを投げかけました。
ここで言う「動詞中心」とは、単に be動詞より一般動詞が多い といった文法的な話ではありません。
英語という言語が、
世界をどう切り取り
人と出来事の関係をどう配置し
誰に何の責任を持たせるか
という「設計思想」を、どこに置いているか、という話です。
名詞の世界と、動詞の世界
まず、対比から始めましょう。
日本語や中国語は、比較的「名詞中心」の言語です。世界をもの・状態・属性として捉えます。
静かだ
問題がある
責任は彼にある
このとき、世界はすでに「そういう状態」として存在しており、話者はそれを記述しています。
一方、英語は違います。
英語は、世界をまず 行為(action) として捉えます。
Something happened.
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