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理論値:インフレが金利を決め、金利が国債価格と株価を決める
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著者:Systems Research:吉田繁治
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激動の2025年も今日で終わります。
2025年の最終日の本稿では、高市積極財政に因(ちな)んで、日本経済の根本
にある「1300兆円の国債残、通貨安、財政赤字」を長期で見通します。
日本の財政は、米国と同じように、構造的に赤字です。積極財政は「赤字国債
の増加発行」になります。今後の国債の増発が、良くないという主旨ではない
(誤解のないように)。
既発国債1300兆円に加えた、今後の国債の増発が、日本の通貨と経済に何をも
たらすかということの、検討を行います。通貨の価値は、その国の経済を決め
るもっとも重要な要因になるものです。
特に日本では「円安→株価上昇:円高→株価下落」に直結しています。その理
由は、日経平均225社の大手には、電気と製造業の輸出と海外生産が多く、円
安で、企業純益の20%~40%を示す為替差益(含み益)があり、円高では含み
損になるからです。
2025年は、広範囲に「製造業の復権」が言われました。
155円付近の円安のため、為替差益で利益が増えたように見えているからです。
円高になると、この利益は、あぶくのように消えます。
【2025年の7つの経済イベント】
2025年には、7つの経済・金融のイベントがありました。
i)4月のトランプ関税ショックから始まり、
ii)日本への、対米投資要求80兆円(3年)、