□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
<1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>
ビジネス知識源プレミアム(水曜:660円/月):Vol.1585号
<Vol.1585:正刊:お金が目減りする時代にはいった>
テーマ:これから3年の経済とマネー対策(その2)
25年2月05日:有料版正刊
水曜日定期刊の正刊は、有料版です。
金曜から月曜の間に送る増刊は、有料版・無料版共通です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
論考と業務の案内
https://www.cool-knowledge.com/
メールマガジンの新規登録/解除
https://www.mag2.com/m/P0000018
購読方法や届かないことについての問い合わせはメールで、
→ Reader_yuryo@mag2.com
著者:Systems Research:吉田繁治
質問・感想等の著者へのメール:yoshida@cool-knowledge.com
正刊の有料版では、スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。
増刊の有料・無料共通版は、改行したものだけです。
◎youtubeで「チャンネル登録」をしておくと、掲載した動画一覧が出ます。
メールマガジンの内容の、理解が進むという感想が多いようです。
→
https://x.gd/BE3eW
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
〔プロローグ:前文〕
長期的には・・・米ドルの商品購買力(実質価値)は1980年を100として、2025年は30へと70%低下しています(セントルイス連銀:ドルの購買力)。
〔本質〕インフレは物価の上昇という外形をとった通貨の下落です。35年間の累計で70%(年平均では3.6%)ドルの価値が下がってきたことを示します。
(1)55年のトレンドは、その間、平均10年サイクルで、経済・金融を転換する「大事件」があった結果ですから、強力な長期の傾向を示すものです。
(2)根底に、GDPと物価が下がる気配の不況のときは、中央銀行が100%の確率で「利下げと通貨増刷をする制度」があることです。この制度は、現在も未来も、同じです。FRB創設の1913年以来、インフレを招くのは中央銀行です。
【Fred:セントルイス連銀:112年での米ドルの購買力】
長期で見ると、FRB設立の1913年から2025年までの112年間をとると、100ドルの購買力は、100から3.1へと「1/32=3.1%」に低下しています。
消費財の物価では、「グレート・ギャッツビー」の時代に、3.1ドルだった衣服と同じグレードのものが、年平均3.1%のインフレで1000ドル(32倍)に上がっています。資産とされる住宅、株価、金は、下がり時期はあっても、通貨の増刷があるので、100年の長期ではインフレ率をはるかに超えて上がっています。これが示すのは、ドルの長期的な価値の下落です。
https://fred.stlouisfed.org/series/CUUR0000SA0R
【1単位の通貨の価値が上がるデフレは、大恐慌のときだけだった】
米ドルの購買力の、1913年からの変動を見ると、物価が下がってドルの価値が上がったのは、1919年から1933年の「大恐慌」の4年間だけです。恐慌のときは、米国の失業25%に増え、GDPは40%も下がって、物価は下落しました。
約100年に1度とされている「大恐慌」のときしかドルの価値は上がらなかった。今後も、99%の確率(1929年並みの大恐慌の発生確率は1%)で、ドル価値は、最低でも3.1%/年、下がると予想することは、妥当でしょう。
FRB設立(1913年)からは、大恐慌(1929-33年)、世界大戦(1939-45年)、戦後成長(1960年代から70年代)、2度の石油危機(1973年と80年)、IT株バブルと崩壊(1995-2000年)、同時多発テロ(2001年)、イラク戦争(2003年)、リーマン危機(2008年)、コロナ危機(2020年)、ウクライナ戦争(2022年)、AI関連株の高騰(2022年~)をはさんでいます。平均では10年の、10の大きかった経済的イベントをはさんで1年平均では3.1%、コンスタントにドルの価値は下がってきました。
ドル基軸システムは、どんなに大きな経済的事件があっても、10年サイクルの長期では、インフレによる通貨価値の下落を続ける蓋然性は高いと想定することが妥当でしょう。なお、「2028年には予想されるドル切り下げ」があれば、物価は高騰します。
通貨は「増刷され続けます」。大恐慌以外には、通貨が減ることはない。
(i)長期では、インフレ率より低い政策金利であり、