メルマガ ジャーナリスティックなやさしい未来----2025年11月19日 第626号
イタリアの家族療法を推進するミラノ派の第一人者であるパオロ・ベルトランド博士をオンラインで招いた「文化理解の方法論研究会(MC研)第40回研究会」が行われた。
イタリアからオンラインで参加したベルトランド博士は、システム論からクライアントとカウンセラーの関係を「感情」に注目する必要性を説き、どのように捉え、そして扱うかを説いた。
研究会のテーマは「感情と対話」。
コメンテーター役であった私は、日常的に行っている対面による支援では、今起きていることをこれまでの時間的経過に伴う変化や周囲との関係を含めた現象に気を取られ、「感情」はその一部であるような受け止め方をしていたような気がする、と反省した。
感情に注目すると、それが重要なのは認識しながらも、現象の中で感情を「処理」をしていた過去が浮かび上がってくる。
家族療法の分野ではナラティヴアプローチとしていくつかの手法がある。
問題を自分から切り離す「外在化」を示したマイケル・ホワイトとデイビッド・エプストンによる「そうならなかったら、どうなっていたか」という仮説をクライエントと一緒に考える。
天才臨床家と言われたハロルド・グーリシャンとハーレーン・アンダーソンによるコーポレティブ・アプローチは「無知の姿勢」から問題を共同探索する。
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