▼第87号
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2025/11/14
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ブラック企業アナリスト 新田 龍のブラック事件簿
Vol.087
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インデックス
【退職代行「モームリ」家宅捜索──
労基法遵守を説く会社の内側で何が起きていたのか】
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【退職代行「モームリ」家宅捜索──
労基法遵守を説く会社の内側で何が起きていたのか】
退職代行サービス最大手「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスに対し、
警視庁が弁護士法違反容疑で家宅捜索を実施した。
「ブラック企業からの救済」を掲げ、個人向けには退職代行、法人向けには離職率
低下のコンサルティングサービスを提供する同社だが、同社を離れた元従業員から
は、内部での各種ハラスメント横行、杜撰な情報管理体制、社会保険未加入問題、
公益通報者保護法違反など、労務コンプライアンスが著しく損なわれていた実態が
次々に告発されている。
今回は、同社の非弁行為を公益通報したことを理由に、モームリから恫喝訴訟を
受けている元従業員との独占インタビューを基に、退職代行ビジネスの問題点と、
モームリの赤裸々な内情を詳説する。
■くすぶっていた疑惑と家宅捜索の経緯
2025年10月下旬、警視庁は退職代行「モームリ」を運営する株式会社アルバトロス
(東京都品川区・以下「同社」)の本社や関係先に対し、弁護士法違反(非弁行為)
の疑いで家宅捜索を実施した。同社は退職を希望する依頼者から報酬を受け取り、
依頼者を弁護士に斡旋することで紹介料を得ていた疑惑が指摘されている。
「依頼者からお金をとって退職代行サービスを提供し、必要に応じて弁護士に
依頼者を紹介するって普通のことじゃないの?なんでそれが法律違反なの?」
と思われた方がおられるかもしれない。ではまず簡単に、退職代行サービスの
仕組みと、サービスを取り巻く法律について解説しよう。
2025年11月現在、我が国で営業中の退職代行サービス事業者は52法人
(帝国データバンク「主要退職代行サービス動向調査」
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