■外国人労働者を増やした黒幕とは?
前回述べましたように、外国人労働者が増加してきたこの
30年の間、日本人の賃金は下がり続けてきました。
なぜこの30年で日本のサラリーマンの賃金だけが下がり続
けてきたのかというと、いくつか理由があると思われますが、
その最大のものは、「経団連」の存在です。
バブル崩壊後の日本は、「国際競争力のため」という旗印の
もとで、政官財が一致して、「日本人の雇用を犠牲にして企
業の生産性を上げる」というふうに傾きました。
それまでの日本経済は、「雇用を何よりも大切にする」とい
う方針を貫いてきました。
高度成長期からバブル期にかけての日本は、雇用を最優先に
掲げてきたのです。
高度成長を象徴する政策である「所得倍増計画」というのも、
「日本人の賃金を10年で倍増させる」という計画だったの
です。
つまりは、国民の雇用、賃金を守ることで、国全体を良くして
行こうという考え方だったのです。
企業の方もそれに答え、毎年のように大幅に賃金を引き上げ
ました。
日本では戦後の一時期は激しい労働運動がありましたが、高度
成長期になると下火になりました。
毎年賃金が上がるので、企業と闘争するまでもないという状況
が続いたのです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)