やる気やモチベーションに頼らない！プロンプトと文章フレームワークで弱者は楽しよう？！

AIの進化は目覚ましく、いまや仕事に活用するのが当たり前になりました。 しかし、「AIのプロンプト作りに悩む」「日々の業務に追われて新しい挑戦へのやる気が起きない」という人も多いでしょう。今号では「プロンプト作りのコツ」「すぐに使える文章フレームワーク」「やる気に頼らず継続できる仕組み作り」を解説します。 特別なスキルはなにも必要ありません。僕たちのような弱者が現代を賢く生き抜くためのヒントを、今号ではわかりやすくまとめました。 【今週のAIテクニック・使い方・思考法「プロンプト作りのコツ」】 いまやAIを使って仕事をするのが当たり前になってきましたが、プロンプト作りに悪戦苦闘している人は多いかもしれません。しかし、プロンプト作りは決して難しい作業ではなく、ルーチンの業務をこなすための仕組みがAIでは用意されています。 より効果的なプロンプトを作成し、仕事が効率化して成果を出しつつ余裕がある状況を作り出しましょう。 →プロンプト保存の仕組みの活用は効率化に不可欠 ChatGPTのGPTsやGeminiのGemといったプロンプト保存機能の活用は、作業効率の向上に有効です。プロンプト保存機能は、よく使う指示や設定をテンプレートとして保存し、必要なときに呼び出せるのが特徴です。毎回同じようなプロンプトをゼロから作成する手間が省けるため、作業時間の大幅な短縮に貢献します。 たとえば、校正・SNS用の文章作成・特定データの抽出・重複削除といった定型的な作業で非常に有効です。保存したプロンプトをチームで共有すれば、組織全体の生産性向上や成果物の品質統一にも大きく貢献します。 →マークダウン形式がプロンプトに適している理由 プロンプトの作成時にマークダウン形式を用いるのは、AIが指示内容を正確に理解しやすくなるためです。マークダウンとは、見出し・箇条書き・区切り線などを使い、文章の構造を明確に示すための記述方法です。 プロンプトに使用する主なマークダウンの書き方を、以下の表にまとめました。