今こそ再評価すべきノンキャリア外交官、若杉要と米国共産党調書
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【今号の狙い】
若杉要は、試験キャリアではないノンキャリアの実務派外交官として1936年に在ニューヨーク総領事、のちに駐米公使を務め、1939年に館長として『米国共産党調書』の作成を統括し、1941年の外務省アメリカ局による再刊へと繋げました。
同調書は、米国共産党(CPUSA)の組織・資金・フロント団体・メディアや学界・労組を通じた対日工作に関する分析史料です。米国内の世論形成を構造として捉え直す先駆的成果です。
当時の日本政府・軍がその示唆を十全に活用していれば、その後の悲惨な歴史を抑制できた可能性があります。その重要性から、若杉要や米国共産党調書は歴史の教科書にその名を記載すべきだ、と考えます。
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【皆さまにお願いしたい具体的行動】
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