トランプ関税の為替への影響
トランプ関税が世界に大きな不確定要素になっています。そもそもトランプ関税自体が違法とされる可能性があり、その場合トランプ氏は自身のSNSに、「裁判所が関税を権限逸脱と判断すれば、米国経済に破滅的な影響をもたらす」と書き込みました。一方、トランプ関税が強行されれば、世界経済に大きな増税策となり、影響が大きくなります。今回は為替の影響についてみてみます。
「増税の影響で為替は」
トランプ関税の基本形は「増税」です。一般論としては増税されると景気が悪くなり、輸入の減少、貿易収支の改善を通じてその国の通貨は強くなる、というのがマクロ・モデルの答えです。しかし、トランプ関税はこれほど単純ではありません。
まず、増税となるのが米国への輸出国であって、米国ではありません。しかも増税は輸出にかかり、輸出の減少で景気が悪くなるので、景気悪化で輸入が減っても、それ以上に輸出が減って貿易収支の改善にならない可能性があります。そうであればその国の通貨も強くなれません。
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