《第四の転換》
最近、アメリカのメディアを見ていましたら、
「第四の転換」
という言葉が紹介されていました。
日本語では、「第四の節目」と訳されているようですが、
これは、ストラウス・ハウ世代理論というものに基づくもので、
ウィリアム・ストラウスとニール・ハウという人が
1990年代に提唱した理論で、一種のサイクル理論ですね。
そのサイクルによれば、
「転換は 21年ごとに起き、その 4つのサイクル(85年)が、
大きな転換サイクルとなる」
というもので、これは以前、ブログ記事で、
「80年循環理論」
として、取り上げたものと同じなんですが、
サイクルの年数が 80年と 85年、と微妙に異なっています。
ブログでは、以下のように書きました。
2025年7月5日の In Deep より
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「80年循環理論」
近年、人類の大きな転換点となる 80年周期理論が注目されている。
ストラウス=ハウ世代理論としても知られる 80年理論は、
20年周期のサイクル、あるいは転換期が 4回存在し、
それらが最終的に大災害へと発展すると主張する。
例えば、2024年を起点とする説もあるが、(80年前は)
アメリカが第二次世界大戦の瀬戸際にあった 1944年を指す。
さらに 80年遡ると、南北戦争(内戦)のあった 1864年となる。
さらに遡ると、アメリカ独立戦争が終結した 1784年となる。
今やあらゆるものが繋がり、最も正確な予測を得るには、
社会と世界経済を俯瞰することが必要だが、
80年理論の問題点は、アメリカだけの視点から展開されたことだ。
https://indeep.jp/an-80-year-cycle-of-social-unrest/
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ここまでです。
前回の大きな節目を「第二次世界大戦の終戦」(1945年)としますと、
(あるいは世界で初めて原爆投下が行われた 1945年としますと)
・1945年の80年後 = 2025年
となります。
しかし、厳密なストラウス・ハウ世代理論の「85年」にしますと、
・1945年の85年後 = 2030年
となり、ちょっとズレが出てくるのですけれど、
いずれにしても、(前回の大きな節目が第二次世界大戦の終戦なら)
今年 2025年から 2030年のどこかには、
「超巨大な転換サイクルが来る」
ということになりそうです。
これは、ストラウス・ハウ理論によれば、「第四の転換」となるのだそうです。
そして、ウィリアム・ストラウス氏とニール・ハウ氏が、
自身の理論から、その「第四の転換」を以下のように述べています。
彼らは、4つの可能性があるとしています。
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