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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 291
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、お掃除ロボットについてご紹介します。
ルンバを開発した米iRobot社が経営危機に陥っています。自ら「12ヶ月企業として存続することに疑義がある」と公表するほど追い込まれています。
言うまでもなく、後追いをしてきた中国メーカーに、価格だけでなく性能面でも負けていることが消費者の間に知られるようになり、シェアを急激に落としているからです。
なぜ、ルンバは中国メーカーに追い抜かれてしまったのか。それはiRobotが自社開発した技術vSLAMに絶対な自信を持ち、そこにこだわりすぎてしまったことに原因があります。
中国メーカーは最新のLiDAR(レーザーレーダー)を採用していき、より精度の高い動作を可能にしていました。
これは、「優良企業は破壊的イノベーションが起こせなくなる」というイノベーターのジレンマそのままです。なぜ、iRobotはこのジレンマに陥ってしまったのでしょうか。
一方、iRobotを凌駕したはずの中国メーカーも苦しんでいます。価格競争による利益の圧縮、次世代開発のための研究費の増加などに苦しんでいます。
今回は、イノベーターのジレンマに陥ったルンバと、それを追いかけた中国メーカーが立たされている苦境についてご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 291
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▼目次▼
ルンバのジレンマと中国メーカーの葛藤。イノベーターのジレンマに陥ったiRobot
小米物語その209
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Q&Aコーナー
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ルンバのジレンマと中国メーカーの葛藤。
イノベーターのジレンマに陥ったiRobot
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今回は、iRobotのルンバなどのお掃除ロボットについてご紹介します。
日本でもよく知られているお掃除ロボット「ルンバ」が存続の危機を迎えています。iRobot社の2024年第4四半期の決算が公開されると、株価が40%も急落をしました。
▲iRobotの株価の推移。コロナ禍で自宅ですごす人が多く、お掃除ロボットが売れたため、2021年に最高値をつけたが、その後急落をしている。Google Financeより引用。
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