熱波が世界の成長を押し下げ

熱波が世界の成長を押し下げ 　西日本では過去最も早い梅雨明けとなり、関東甲信も異例の暑い6月となりました。6月の全国平均気温は例年を2.4度も上回りました。 　この暑い夏は日本だけではありません。欧州や米国など、世界規模で熱波などの異常気象が発生、経済を圧迫するようになっています。米国では独立記念日の7月4日に、その祝いをするどころか、テキサス州で大規模な川の氾濫、洪水が発生し、キャンプを楽しんでいた多くの子供を含む100人以上が犠牲になりました。スペインでは熱波と強風で大規模な山火事が発生しています。 ドイツの保険会社アリアンツのリサーチ会社は、2025年の世界の成長率は熱波の影響で0.6%低下すると予想しています。トランプ関税に関心が寄せられていますが、この暑い夏への対策も急務となっています。