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監視社会の完成まであと少し。そして幸福とは何か

In Deep メルマガ
アメリカの保健長官であるケネディ氏が、最近、 「 4年以内にすべてのアメリカ人がウェアラブル端末を身につける」 ことを推奨すると述べていたことが報じられています。 ケネディ氏というより「トランプ政権」ですね。 ウェアラブル端末というのは、手首や腕、頭などに装着するコンピューター端末で、 例えば、スマートウォッチとか、スマートグラス(メガネ)などが、 現在すでに実用化されていますが、そういうもののことです。 その記事の一部を抜粋します。 6月25日のエポックタイムズより ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 記事「トランプ政権は全米人にウェアラブル端末の使用を奨励すると RFKジュニア氏が語る」より ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉省長官は、 フィットネストラッカーなどのウェアラブル機器の米国人への普及を促進するため、 大規模な広告攻勢をまもなく開始すると発表した。 「これは人々が自分の健康を管理し、責任を持つことができる方法であり、 食べ物が血糖値、心拍数、その他多くの指標にどのような影響を与えるかを把握し、 食事、身体活動、生活様式について適切な判断を下せるようになる方法です」 とケネディ氏は述べた。 「ウェアラブルデバイスは、MAHA(アメリカを再び健康にする)の 目標達成の鍵となると考えています。私のビジョンは、 4年以内にすべてのアメリカ人がウェアラブルデバイスを身につけることです」 ウェアラブル端末から得られるデータのプライバシー保護に関する懸念については、 ケネディ氏はこの点についての言及を避けた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここまでです。 「ついにここに来たかあ」と思いました。 これは、つまり、ウェアラブル端末を装着して、 「その人の健康状態を数値で常に把握する」 ということを述べているわけで、 そして、それらは通信端末でもありますので、 データは常に「どこか」に送信され続けることになるのですね。 以前、メルマガで、ジャック・アタリ氏の『2030年からの世界』 という本の内容をご紹介したことがありました。 ジャック・アタリ氏はフランスのユダヤ人系エリートですが、 2030年の世界はこうなる、と予測したものです。 2006年に出版されたものだと思います。 その中に《監視》という項目があり、概要は以下のようなものです。

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