メルマガ ジャーナリスティックなやさしい未来----2025年6月25日 第605号
ビーチボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンさんが82歳で亡くなった今月、米国はイランへの攻撃を開始し、この2つのことが私の中で混ざり合っている。
「米国史上最高の作曲家の一人として広く認められ、先進的なスタジオ技術の先駆者」(ビルボード誌)は眩いばかり光を放つ米国の輝きを表現した。
その光の対極にある漆黒の闇、渦巻く憎悪を掻き立てる爆撃―。
同じ米国で共存する光と闇は、ブライアンさん自身が光と闇を抱えての人生だったのも、この2つを錯綜させてしまう引力なのかもしれない。
ビーチボーイズは美しいハーモニーと旋律でカルフォルニアの陽気な太陽を世界中に輝かせ、そして今もその楽曲は西海岸の穏やかで包容力のある空気感を湛えている。
その楽曲を作り出したブライアンさんは、一気にスポットライトを浴びながら、その先にある音楽を求め続け、暗い闇に自分を幽閉していった。
その闇を思うとき、米国は光ばかりではないことに気づかされる。他者を攻撃する米国、という姿。
ベトナム戦争や反共政策をもとにした軍事介入、イラク、アフガニスタン、そしてイラン。
今、光はどこにあるのだろう。
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