輸出にトランプ関税の影響
財務省が18日に公表した5月の貿易統計によると、対米自動車輸出が金額で大きく減少するなど、いよいよ影響が見られるようになりました。これまでもトランプ関税を考慮して今年2月に前倒し輸出をした反動は見られましたが、今回は現実的な関税の影響が対米自動車輸出額の減少にはっきり表れました。特に価格を抑えた分、収益の悪化が懸念されます。
「自動車と鉄鋼で異なる影響」
5月の輸出全体でみると、季節調整後の前月比が0.1%増、前年比では1.7%減で大きな落ち込みにはなっていません。特に輸出数量では前年比1.8%増と健闘しています。しかし、その中で、トランプ大統領が打ちだした鉄鋼への50%関税、自動車への25%の追加関税の影響が懸念された中で、実際に両産業への影響が数字に表れています。
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