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『 田中優の未来レポート 』
第332号/2025.6.15
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
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今年も各地で散布されるネオニコチノイド系農薬
子どもたちが壊される
「長野県松本市が松枯れ防止対策として計画している無人ヘリコプターによる薬剤散布は、健康に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、同市里山辺、本郷地区などの住民が、市に対して散布の差し止めを求める訴訟を地裁松本支部に起こした。住民の会は自治体に散布差し止めを求めている」。
これを求めたのは「松本の松枯れを考える住民の会」で、以前の名は「松本の農薬散布を考えるおかんの会」だったとおり、子どもたちへの悪影響を心配する母たちの集まりから始まっていた。この話が気にかかったのは、子どもたちへの影響を心配する母の訴えが、以前に聞いていた教師たちの体験と酷似していたからだ。
その母の訴えによると、学校のクラスの27人のうち、1人が長期入院、授業中に外へ出てしまったりして集中できない子が10人、教室にはいられるものの勉強が追いつかない子が7人で、通常通り授業を受けられる子が8人しかいないという手記だった。学校側には補助教員もいるが間に合わず、校長・教頭もマンツーマンでケアに駆り出される状態だった。通常通りの授業が受けられる8人が、授業に追いつけない7人の面倒を見ながら授業を受けている状態だというのだ。
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