メルマガ ジャーナリスティックなやさしい未来----2025年6月11日 第603号
プロ野球、巨人の三塁手として活躍し、引退後は巨人の監督を務めた巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが6月3日に89歳で亡くなった。
多くの日本人にとってスター、ヒーローであり続けた巨星の喪失。
いつか来るとは思っていても、亡くなるとその存在の大きさに圧倒される。
私の日課のランニングのコースは多摩川沿いで、足を延ばせばかつて長嶋さんが練習に励んでいた旧巨人軍多摩川グラウンドがある。
巨人の練習場は1985年以降、神奈川県川崎市多摩区のよみうりランド内に移り、今は牧歌的な河川敷の野球場が周辺の緑と調和するように佇む。
かつて、長嶋さんがノックを受け、打撃練習を繰り返していた聖地では、中学生たちが白球を追いかけていた。
ヒーローがヒーローになるために、この青空の下、褐色のグラウンドで泥まみれになったことを思う時、どこからかそよ風が吹いてきた。
小学生時代の私は、人生のすべてを野球が支配していた。
長嶋さんが現役を引退した1974年までは幼すぎたが、初めて食い入るように読んだ本が子ども用の「長嶋茂雄物語」。
今でもそのストーリーを鮮明に覚えている。
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