メルマガ ジャーナリスティックなやさしい未来----2025年6月4日 第602号
6月3日に投開票された韓国大統領選は、革新系の最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補が保守系の与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補らを抑え、勝利した。
韓国大統領選挙は、常に保守か、革新かの選択を迫る構図で、今回も前大統領の弾劾をめぐる混乱を受けての選挙であったが、その構図は変わらなかった。
分断された2つの違いは日韓関係や北朝鮮に対する政策が代表的であるが、今回、日韓関係は選挙の争点にはならず、混乱した政治の収束、低迷する経済の対策と「南北関係」のスタンスが注目された。
さらにSNSによる候補者の言動が拡散された影響も大きい。SNSを巧みに利用した李候補だが、結果的にそれがフェイク動画の拡散を助長したようにも思える。
今回の選挙では、国会で少数与党となった前回の総選挙を敗れた陣営から「不正選挙」と主張される雰囲気が反映されたようだ。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領も昨年4月に実施した総選挙を不正選挙だと主張し、戒厳令を正当化したことは記憶に新しい。
この流れを受けるように大統領選挙ではインターネットで「不正選挙論」とするフェイクニュースも出回った。
2人の候補者の虚偽の画像や、加工した「ディープフェイク」動画が拡散した。
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