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<Vol.1529:正刊:トランプ関税騒動の狙い>
2025年4月16日: 世界金融・経済の基底に米国の2025年危機がある
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著者:Systems Research:吉田繁治
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まさにトランプ関税騒動。意図的か、無意識か、トランプの今後4年も同じでしょう。うまく行くか、失敗するかは別にして、2024年までの世界の常識を変えようとしているのがトランプです。
・関税の90日間猶予の発表(13時間後の変更)
・中国からの輸入報復関税を145%に上げ、中国は125%で対抗。
・米国債を海外勢が売って、米国の長期金利急騰した。
(株価の時価総額で、米国株の30%を占めるマグニフィセント7の株価が、直後に回復(アップルは+15%;アマゾンは+5%:4月13日)
(注)中華圏で作られている電子向け部品、メモリチップ、ハードディスク、アップルのiPhone(スマホ)、iPad、PCなどの関税の適用除外という報道は日経新聞の誤報です。品目の分類変更であって、90日後の関税は適用対象です。以下にその記事があります。前半と後半で、論理が錯綜していますが、正解は「ただし」以下の後半部です。
https://s.kabutan.jp/news/n202504141000/
〔重要〕トランプの誤算は、関税の発表から「海外勢が米国債を売ったため、国債の価格で決まる長期金利が急騰したこと」でした。
◎ドル金利は0.5%急騰して、37兆ドルの国債価格は4%下落し、1か月でのドル国債のマイナスは1.48兆ドル(215兆円)と大きい。この長期金利の上昇が「続く可能性が高い」ことが問題です。
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<Vol.1529:正刊:トランプ関税騒動の狙い>
2025年4月16日: 世界金融・経済の基底に米国の2025年危機がある
有料版専用
【目次】
■1.ドルの金利上昇が続くと2025年後半期に金融危機になる可能性がある
■2.金利の原理:国債の額面に対する発行金利、今日の売買価格、利回りの関係
■3.2か月で約10%のドル安
■4.米国の高率な輸入関税からは、ドル安に向かう
■5.変動相場制の原理
■6.今回は、銀行株の大きな下落という特徴がある
■7.通貨への信用
■8.「お粗末」なFRBのバランスシート