ロシア RT 紙が、ドイツ銀行の外国為替調査部門の専門家の話を引用して、
そのように書いていました。
抜粋します。
4月9日のRT紙より
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「世界金融システムは「未知の領域」に突入している-ドイツ銀行」より
ドイツ銀行の外国為替調査部門グローバル責任者ジョージ・サラベロス氏は、
米中関税のエスカレーションにより世界の金融システムが「未知の領域」に突入し、
「完全な金融戦争」 を引き起こす可能性があると警告した。
サラベロス氏は水曜日に顧客向けメモでこの警告を発し、
複数のメディアがこれを引用した。これまでもドル危機の到来と
米ドルへの世界的な信頼喪失について繰り返し警告してきた同アナリストは、
現在の状況を市場の 「崩壊」と表現した。
「株式、ドルと代替準備通貨、そして債券市場を含む
あらゆる米国資産の価格が同時に暴落しているのを目撃している」
世界金融システムにおいて、
「我々は未知の領域に足を踏み入れつつある」と彼は記した。
…サラベロス氏は、トランプ大統領が課した極端な関税によって
「貿易面でのエスカレーション」の余地がほとんど残されていないことを踏まえると、
米中貿易戦争は世界経済に深刻な影響を及ぼし、
「完全な金融戦争」へと発展するリスクがあると警告した。
中国は現在、「自国経済へのはるかに積極的な姿勢を示しつつ、
人民元を武器化するという選択肢を維持しているようだ」と指摘した。
「次の段階は、公的部門と民間部門の両方で、
中国による米国資産の所有をめぐる全面的な金融戦争となるリスクがある。
重要なのは、このような戦争に勝者はいないということだ。それは、
資産の所有者(中国)と生産者(米国)の両方に損害を与えることになる。
敗者は世界経済となるだろう」と彼は記した。
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ここまでです。
コブフェフェ大統領が、世界全体への関税を一時停止したとはいえ、
結局、アメリカと中国の関税戦争だけで、十分なインパクトではあり、
たとえば、アメリカは、中国への関税を 125%に引き上げています。
(そこに、フェンタニル関係の 20%関税を加えて 145%)
こういうことが世界の金融に与えるメカニズムを私は知らないですが、
一般の人たち、特にアメリカ人に与える心拍とは強いと思われます。
たとえば、世界で広く使われている iPhone ですが、
関税後の価格を、アナリストは以下のように示しています。
英デイリーメールより
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アップルはサプライチェーンの拡大に取り組んでいるにもかかわらず、
依然としてiPhoneの大部分を中国で製造しており、
4月9日からハードウェア輸出には合計 54%の関税が課せられることになる。
最も安価な iPhone 16モデルは米国で 799ドル(約 11万5000円)
の定価で発売されたが、
ローゼンブラット証券のアナリストの予測に基づく計算によると、
価格は 43%上昇する可能性があるとしており、
最大 1,142ドル (16万4000円)になる可能性がある。
より高価な iPhone 16 Pro Max は
現在 1,599ドル (23万円)で販売されているが、
43%の値上げが消費者に転嫁されれば、
価格は 2,300ドル (33万円)近くになる可能性がある。
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ここまでです。
ちなみに、この記事は、4月4日のもので、
まだ中国への関税が 84%だったときのものです。
その後、125%に引き上げられていますので、
今のままの状態の関税ですと、価格はもっと上がることになります。
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