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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 274
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、自動運転についてご紹介します。
BYDが攻めに攻めています。日本では、5分で400kmの「油電同速」のプラットフォーム構築が話題になっていますが、これはすでにファーウェイが1秒1km、5分で300kmのウルトラスーパーチャージャーの配備を年間数万台規模で進めていることから、BYDとしては当然の対応だと思います。
それよりも、ほぼ全車種で自動運転機能を搭載した自動車を発売するという「天神之眼」の発表の方が驚きました。BYDは2024年に427万台の自動車を販売しました。これは日本全体の自動車販売台数とほぼ同じです。
全員が自動運機能つきの車を買うわけではありませんが、今年は自動運転が一気に広がる年になります。
現在の自動運転はL2+に分類されるもので、補助機能、高速道路自動運転、市街地自動運転の3つに分かれます。補助機能は車線キープや自動車庫入れなどで、こうれと高速道路自動運転を合わせて車は日本でも高級車を中心に普及が始まっています。
BYDの場合は、200万円以下のエントリーモデルにもこの2つが搭載されます。さらに中級以上には、市街地自動運転も搭載されます。各社の自動運運転システムにより性能は異なりますが、ファーウェイなどの高品質のものでは、95%以上の運転を車任せにすることができます。いわゆる「ほぼほぼ自動運転」です。
これは大きなことで、いよいよ人間が運転という作業から解放される時代が始まります。
一方で、自動運転に対するさまざまな課題も議論されています。しかし、中国の場合は、みなさんよくご存知のように、実際に普及させながら問題を洗い出して修正していくやり方です。
今回は、自動運転にどのような問題が懸念されるのかをご紹介し、中国でどのように対応されているのかをご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 274
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▼目次▼
自動運転時代が始まった。自動運転の課題を中国はどのように克服しようとしているのか
小米物語その192
今週の「中華IT最新事情」
次号以降の予定
Q&Aコーナー
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自動運転時代が始まった。
自動運転の課題を中国はどのように克服しようとしているのか
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今回は、自動運転の課題についてご紹介します。
トヨタが中国で、広汽豊田から素晴らしい車を発売しました。「鉑智3X」(bz3x)で、3月に発売となり、予約が最初の1週間で1万台を突破しました。「大」という形容詞をつけられるかどうかは微妙ですが、堂々たるヒットです。
鉑智3Xは完全なEVで、最も安価なAir版は10.98万元(約230万円)からという安さ、さらに自動運転機能が搭載されたPro+高次自動運転版でも14.98万元(約310万円)からと、かなり攻めた価格設定になっています。特に自動運転はMomentaの自動運転システムを採用していて、ウェイモー、百度、ファーウェイと並び評される高性能なものですので、かなりのお買い得と言えます。
航続距離はAirは430km、Pro+が520kmと短めですが、急速充電時間(20%
から80%)はいずれも24分とまずまずで、日本でこの価格で販売してくれるのであればぜひ買いたいと思わせるスペックです。
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