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桜開花と寒の戻り:急激な天候の寒暖差が心身に与える影響

メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
 このメルマガを発刊する頃には、関東までは桜が開花しているだろう。それにしても、今年は寒い2月3月であった。2月に沖縄、3月に大阪に行く機会があったが、いずれも10℃前後と、避寒や西日本で春の陽気というわけにはとてもいかなかった。それが、ここにきて夏日もあるような温度上昇だ。  今回のメルマガは、政治的な話題ではなく、この寒暖差を改めて見直してみたい。断っておくが、日本の春の三寒四温を模倣したモデルでの実証結果は、さすがにない。サウナのように短時間で生じる急激な温度変化、あるいは熱中症を意識した、一定時間高温環境に曝露する研究のような暑熱対策研究を参考にするしかない。

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  • 精神科医の西多昌規(にしだ まさき)です。メディアなどで話題となっている、あるいは世間の関心を集めている事件や出来事を、精神医学やメンタルヘルスから読み解き、独自の視点をもとに考察していきます。医療・健康問題だけでなく、政治経済や社会文化、芸能スポーツなども、取り上げていきます。*個人的な診察希望や医療相談は、受け付けておりません。
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