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『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』
~時代の本質を知る力を身につけよう~【Vol.100】
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【今週号の目次】
1. 気になったニュースから
◆ 内閣が吹っ飛ぶような話
2. 今週のメインコラム
◆ 第100号発行記念特別インタビュー
3. 読者の質問に答えます!
4. スタッフ“イギー”のつぶやき
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1. 気になったニュースから
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◆ 内閣が吹っ飛ぶような話
岸田政権から石破政権に代わっても、日本の政治の劣化はとどまるところを知りません。
高額療養費制度の負担上限額引き上げについては、すったもんだの挙句、石破首相が粘っていた今年8月の引き上げも一旦取り下げとなりましたが、先週12日、島根県の丸山達也知事が定例記者会見でこの問題に再び噛みつき、発案した官僚を「国賊」と激しく非難、その責任を厳しく問うべきと主張しました。
曰く、「国賊だと思うよ。国を滅ぼそうとしてるのかお前たちは。私はね、そういう人たちを政府から排除してまともな政策をやってほしい」「この案の提出の担当は責任を持つべき。最低でも事務方は全部更迭でしょう。事務次官、局長。私ははっきりとこの前も申しましたけど国家的殺人未遂だと」
ご自身も元総務官僚だった丸山知事は、官僚の間違いを正すのが国会議員や閣僚の仕事と苦言を呈しましたが、まさにその通りでしょう。怒りが収まらない同知事は、返す刀でさらに、「役人が書いた紙をそのまま読んだり、役人が考えてきたものをそのまま決済するのが政治家の役目だったら、それこそAIにとって代わられるぞ。AIもいらないじゃないか。AI未満だぞ、それ」と続けました。
関連動画: 【国賊だと思うよ】高額療養費制度の負担上限額引き上げを巡り… 丸山知事が定例記者会見で発案した官僚を激しく非難 島根県
国会質疑を少しでも観ればわかりますが、今や閣僚も官僚も、野党質問に対してまともに答えずその場しのぎをするのが常態化しています。最初から答える気はまったくなく、何を聞いてもはぐらかし的で無意味な返答を何度も繰り返すだけで、「やる」といったことも実際にはほぼサボタージュで何もしません。「後刻理事会で協議します」という決まり文句で委員長預かりとなる案件も、その多くは棚上げ状態にされるだけです。本当に酷い国になりました。
さらには、先日驚くべきことを共産党の山添拓参議院議員が指摘していました。なんと、海上自衛隊が紛争当事国であるウクライナとの多国間軍事演習に参加していたにも関わらず、その事実を防衛省が公表していなかったというのです。
この軍事演習は、米国とウクライナが共催する「シーブリーズ」というコード名の多国間演習で、戦闘状態のウクライナ南部が面する黒海で昨年の9月に実施され、米軍、ウクライナ軍などと共に、海自が機雷の水中処分などの訓練を行ったとされていますが公表されていませんでした。
山添議員の質問に対し、中谷防衛大臣は、同演習について、自衛隊は2021年にオブザーバーとして初参加し、22年はウクライナ戦争勃発により中止、23年から本参加を開始して、昨年は英国での演習に1人、ブルガリアに10人の自衛隊員を派遣したと説明しました。昨年の9月には岸田前首相が退陣して自民党総裁選が行われましたが、主に岸田政権下で進められた話です。
山添氏が公表しなかった理由をただすと、中谷氏は、--
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