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週刊145マガジン「腹割って話そうぜ!」まぐまぐ出張版
vol.224
毎週月曜日配信 (2025/03/10)
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おはようございます、石郷です。お元気ですか?
先日、久しぶりに昔住んでいたアパートの前を通りました。
社会人になりたての頃、ライターには、なれたものの、手取りは10万円台。大学を卒業したら出るつもりだったのに、出ることもできず、ずっと長く住み続けていました。
ボロボロで、壁は薄く、冬は寒くて夏は暑かったあの部屋。懐かしさとともに、いろんな感情が込み上げてきました。
安い賃料なのに、お金が足りず、家賃を払えなくて、滞納していた時期もあった。でも仙台にいる親元には帰らない。なんとか、東京で働きたいという気持ちだけは強くて、なんとかお金を捻出して、乗り切った。
苦しい毎日でしたが、そんな中でも僕は、本を買い、人に会い、知識を蓄え続けました。少ない手取りでも、挑戦できる環境があった。だからこそ、それが未来の自分につながると、踏ん張ることができました。
その経験が、不思議と今につながっている。あの頃、思い描いていた「自分の才能を信じて、自ら稼ぐ」という生き方に、気づけばたどり着いています。その苦しい時の経験が案外、今に続いています。
(話が長くなりそうなので、今回のみ続きは編集後記で)このメルマガも、そうした日々の積み重ねから生まれています。今日も、皆さんの挑戦を後押しできるような情報をお届けします。
では今日もよろしくお願いします。
ー本日のメニューー
1. D2C成功のカギは“温泉”にあり!?
クラシコム青木耕平さんが語る、ブランドの世界観が生むエンゲージメント戦略
2. 資さんうどんの挑戦:ローカルの味を全国へ、そして世界へ
北九州発のうどん文化が全国で愛される理由と、成長を支えたDX戦略とは?
3. DOKKAvividが仕掛ける「循環するファッション」
アップサイクル×レンタルモデルで描く、未来のサステナブルブランド像
☆編集後記
【145magazine】
[リンク]
https://145magazine.jp
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◆D2C成功のカギは“温泉”にあり!?
クラシコム青木耕平さんが語る、エンゲージメント戦略
「D2Cは温泉である」--そう語るのは、「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコム代表・青木耕平さん。D2Cといえば、ブランド直販の形態ですが、多くの企業が「自社ブランドなら成功する」と考えがち。しかし、実際にはD2C市場で成功している企業はごくわずか。
では、なぜ“温泉”なのでしょうか?そのヒントは、渋谷パルコのポケモンセンターにあったというのです。温泉?ますますわからない!?笑。でも、その指摘は、ものすごく鋭い。D2Cに限らず、物事の裾野を広げていく上で大事な視点だと思いました。
・コロナ禍が映し出した本質
コロナ禍で青木さんが驚いたことがあります。多くのリアル店舗が苦戦する中、渋谷パルコのポケモンセンターだけは例外で、どの店も閑散としていたのに、ここだけは長蛇の列でした。
その人気はポケモンだからだし、ジャンルが違う話だから、自分達のECサイトには置き換えられないと考えがちです。でも青木さんは違っていたのですよね。
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