メルマガ ジャーナリスティックなやさしい未来----2025年2月26日 第588号
元スマップのタレント、中居正広さんの女性トラブルの報道から始まったフジテレビの騒動は、中居さんの引退や企業のCM差し止め、企業の姿勢や経営体質を問題視するなど、その波紋は大きく広がっている。
限られた数の東京キー局として、民間放送や放送文化を担ってきた、時には先駆的な番組作りで、新しい放送の価値を示してきた「文化産業」の一躍を担う企業として、悪化した体質を見直し、再生をし、今後も文化創造に寄与してほしいと願っている。
同時に、情報産業として、これまで培ってきた報道の気概も忘れずに、絶えず報道機関としての役割も強く認識して活動してほしい。
フジテレビの再出発点をバラエティ番組で業界を席捲した成功体験から反省し、報道で真実を伝えようとする姿勢に立ち返るのはどうだろう。
なにしろ、フジテレビは民間放送で最多を誇る新聞協会賞受賞の実績があるのだから。
新聞協会賞は1957年度以来、毎年、「最も評価される報道」を受賞するもので、新聞やテレビ局の報道を対象とし、今年一番のスクープやインパクトを与え、なおかつ社会的影響力のあった報道が選ばれる。
必然的に強固な報道体勢を誇り、政府への取材のアクセスが容易な全国紙や通信社、NHKが受賞するケースが多い。
その中で民間放送の受賞は決して多くはない中で、フジテレビは最多の5回受賞している。
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