メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

患者間殺人の隠蔽に潜む地域の構造的問題

メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
 青森県八戸市の「みちのく記念病院」で起きた入院患者間殺人の隠蔽事件で、病院を実質経営する医療法人「杏林会」理事長と実弟で被害者の主治医だった医師が逮捕された。事件の概要としては、2023年3月の夜、アルコール依存症で入院中の男性が、認知症の高齢男性の顔面を歯ブラシの柄で何度も突き刺し死亡させたという経緯である。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
  • 精神科医の西多昌規(にしだ まさき)です。メディアなどで話題となっている、あるいは世間の関心を集めている事件や出来事を、精神医学やメンタルヘルスから読み解き、独自の視点をもとに考察していきます。医療・健康問題だけでなく、政治経済や社会文化、芸能スポーツなども、取り上げていきます。*個人的な診察希望や医療相談は、受け付けておりません。
  • 660円 / 月(税込)
  • 毎月 第2木曜日・第4木曜日(年末年始を除く)