国民を向いていない日本のコメ対策
日本では今「令和の米騒動」と言われるほど、コメが不足し、コメ価格が急騰しています。政府は急遽、備蓄米を21万トン放出して価格を安定させると言っていますが、同時に1年以内にこれを買い戻す条件付きと言います。コメの流通に「目詰まり」があるなら、一時的でも供給を増やせばコメが出回るかもしれませんが、本質的にコメの生産が不足していれば、この一時的対応は意味がありません。
「生活を直撃するコメ価格の高騰」
総務省の「消費者物価統計によると、今年1月の東京都区部でのコメ価格は前年比7割を超える高騰を見せています。2月上旬にはこれが9割高と、一段加速しています。コメ不足、コメの価格高騰は昨年秋から指摘されていますが、政府は「新米が出回れば価格は下がる」と高をくくっていました。しかし、その言葉とは裏腹に、コメ価格は上昇幅を拡大しています。
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