米国相互関税の破壊力
米国のトランプ大統領は13日、他国が米国に課している関税に対抗する相互関税の算出と、非関税障壁への対抗措置を指示する覚書に署名しました。日本が米国に課している関税はコメや牛肉など一部のため、影響は軽微と見られていましたが、「非関税障壁」にも対抗する意向を示したことで、影響は様変わりに大きくなる可能性があります。
トランプ氏は自らを「タリフ・マン」と称していますが、この非関税障壁まで含めた相互関税の破壊力は尋常でなく、これを提案したブレインが背後にいるとみられます。対米黒字の大きい中国、ドイツ、韓国、日本などは4月1日までに対応措置をとる必要があります。同時に米国が世界のリーダーとしての包容力を放棄、普通の国になり下がった象徴とも言えます。
「貿易赤字は米国の負け」
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