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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.089 2025年2月14日発行
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ 「年齢を重ねるのは悪くないというお話し」
2.ちょっと御相談がありまして【番外編】「お疲れ世代の私たちが働くということ」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「社会全般の幸福、人類のより高い発展は、われわれの祖先の永遠に不滅の貢献にもとづいている」
4.ナガトウカオルの出張ごはん 福岡県福岡市「むっちゃん万十 博多バスターミナル店」
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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1.それってアドラー的にどうなのよ「年齢を重ねるのは悪くないというお話し」
これを読んでくださっている皆さんは、「年齢を重ねる」、もう少し平たく言うと「年をとる」ということをどんな風に捉えているでしょうか?
よく巷で言われているのは、「若さ至上主義」。
昨今はコンプライアンス的に問題視されることが多くなり、あからさまに表現されることは少なくなってきた気がしますが、それでも意識下にはまだまだ根強く残る「若者信仰」、そして年をとればとるほど「老害認定」。
まあそりゃいつの間にか手がしわッとしてきたわ~とか、目の下くすむわ~とか、なんか首にぽつぽつできるわ~とか、薬や化粧品の「使用上の注意」が読めないわ~とか、さまざまな経年変化だったり、うすら悲しい自覚症状はあるのですが、私は個人的にあまり年をとることに悲観的にはなっていません。
私が10代の頃、女子大生がちやほやされるブームが「オールナイトフジ」とともにやってきて、その女子大生になったころに「夕焼けニャンニャン」とともに女子高生ブームがやってきて、あっという間に「世間的にいうところの旬」は自分の目の前から過ぎ去っていきました。
(はっ! どちらもフジテレビ……)。
(栄枯盛衰ですねぇ……〈遠い目……〉。でも、この年齢になったからもらうことのできた、とても嬉しいギフトがあったのです。続きは本文で!)
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