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250212 ビジネス知識源プレミアム:正刊:金市場で現物の近が激しく不足(1)

ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□    <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>    ビジネス知識源プレミアム(水曜:660円/月):Vol.1510号  <Vol.1510:正刊:金市場で現物の金が激しく不足(1)>       2025年2月12日:金を求める中央銀行        水曜日定期刊の正刊は、有料版だけです。   金曜から月曜に送ることがある増刊は、有料版・無料版共通です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    論考と業務の案内    https://www.cool-knowledge.com/     新規登録/解除  https://mypage.mag2.com/Welcome.do    あるいは、https://www.mag2.com/m/P0000018?reg=mag2top     購読方法や届かないことについての問い合わせはメールで、                 → Reader_yuryo@mag2.com              著者:Systems Research:吉田繁治  質問・感想等の著者へのメール:yoshida@cool-knowledge.com 正刊の有料版ではスマホ用の改行なしとPC用の改行ありを送っています。       増刊の共通版は改行したものだけです。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ メールマガジンが難しく、分かりにくいというメールを頂戴することがあります。メールマガジンは社会に向けた書籍とは違い、個人にあてた文章です。受け取った方が分かりにくいという場合、当方の表現の方法、書き方、単語の使い方に「修行不足」があるでしょう。 では、そもそも「分かる」とはどんなことか。われわれは、初めて出逢う赤く丸いものや絵を見て、即座に「りんご」だと分かります。なぜ、分かるのか。生まれたときから「りんご」を見た経験があって、母がりんごですよと教えてAIでいう「教師あり学習」を重ねてきたからです。3歳ころには、りんごを間違いなく区分ができます。母は永遠の教師です。 その学習が、ある臨界点に達すると人の脳に「りんごの概念」が作られ、記憶された知識として脳に存在するようになると、初めて見形・色・手触り・味の違う対象物も、ニューラルネットのリンゴの概念と一致したときは「りんご」と認知します。 物理的には、同じりんごは二つとない。われわれの脳の概念は、異なる「りんご」を「同じりんご」として包摂するのです。これが概念。「梨」を「りんご」と見誤ることはない。以上が、基本的なことでしょう。知識とはニューラルネットでの概念の記憶です。 では、つぎの問題。画家が「りんごの絵」を描くとき、彼は何を表現し、伝えようとしているのか。 りんご一般の「共通概念」ではないことは確かです。一般概念なら百科事典で足りる。画家が見たりんごがどう見えたかを、自分の感情とともに、絵の具と絵筆で表現することでしょう。これは「個」であるから、百科事典にはない。どこにもない。これを脳科学では「個が感じるクオリア」ともいいます。 当方が文章を書くときも、「経済、金融、経営は、私が感じた他の人とたぶん違うクオリア」を伝えようとしています。伝わらないとすれば、私の使う、コミュニケーションの用途である単語と表現法に問題がある。つまり修行不足です。そんなことを、時折、考えます。 私の文章に、事実を表す数字が多いのは、数字は個人によって誤解されないからです。100cmは100cm、1万円は1万円として伝わる。コミュニケーションができる。 しかし「100cmは長い、1万円では高い」という一見では客観的に見える表現は、個々に違う内部基準に照らした、主観的な感覚を表現したものです。形容詞はその人の主観です。 科学は、だれにとっても同じ客観的表現つまり数値と論理を使います。文学は、主観的な表現を多く使います。「出逢った人は背が高かった」と書く。「180cmだった」とは普通は書かない。なぜか、考えたことがありますか。 こうした形容詞の主観的な表現は、同じ内部基準の人にしか伝わらない。オランダでは180cmの身長は平均より低いからです(オランダの大人の男性の平均は183.8cm)。 「株が上がる」という表現も同じです。上がるための条件・数値と、時間とともとに変化する、市場の「集合知」の想定から、根拠を示さないと「伝わらない」。このように心掛けながら、形容詞ができるだけ少なく、数字の多い、論理でたどる文章を、今日も書いています。形容詞の多い文は一見では伝わりやすいのですが、コミュニケーションのミスが多いので避けています。 背の高い人の基準、美しい人、立派な人とする基準は個人で異なっています。トランプや石破首相の評価も、個人で異なっています。 〔個の内観〕ショパンやバッハの音楽は、分かる。しかしピカソの絵の価値は、分からない。アリストテレス、サルトル、カント、マックス・ヴェーバーはそこそこ分かるが、へーゲルの弁証法は難しい。いつか分かるよう努力はしている。

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