第357回　大統領令で進む暗号通貨の規制緩和、ポップミュージック作曲におけるAIとブロックチェーン　その1

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第357回　大統領令で進む暗号通貨の規制緩和、ポップミュージック作曲におけるAIとブロックチェーン　その1 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 やはり、暗号通貨分野におけるトランプの動きは非常に速い。この動きを多方面から紹介する。最後にメインテーマとして、ポップミュージック作曲におけるAIとブロックチェーンのその1として、この分野の概要を紹介する。 ▼低調なビットコイン相場 先週から今週にかけて、ビットコインを中心とした暗号通貨の相場は低迷している。暴落はしていないものの、ゆっくりと下落している。ビットコインは1月27日現在で1580万円程度で取引されている。過去5日間で2.53%の下落である。 ●大統領令の署名 しかし、そのような状況でもビットコインを始めとした暗号通貨の今後の相場に関しては、非常に楽観的なムードが拡大している。ビットコインの相場が史上最高値の1700万円に到達した後、ビットコインの大手保有者のクジラによる利益確定売りが相次ぎ、それが相場全体を引き上げているとの観測も多い。しかし、トランプ政権の非常に速い動きが、楽観的なムードを拡大している。 トランプ大統領は就任からわずか4日後の2025年1月23日、米国を世界の暗号通貨市場のリーダーとして確立しようとする大統領令に署名した。 この大統領令は、デジタル資産を規制するためのロードマップを導入すると同時に、暗号資産におけるイノベーションを促進するための広範な戦略を示している。大統領令は、デジタル資産業界の重要性を強調し、次のように書いている。