こんにちは!
大村大次郎です。
今回は
「税務署の副署長が税金で風俗店に入り浸り」
「医療費控除を使いこなそう!」
「”年収の壁”における財務省の悪質プロパガンダ」
の3コンテンツです。
■税務署の副署長が税金で風俗店に入り浸り
去年の年末に、税務署に関するかなりヤバいニュースが報じ
られました。
税務署の副署長が税金を使って風俗店に入り浸っていたとい
うのです。
今回、このニュースの背景を解説したいと思います。
まずは産経新聞の次の記事を読んでください。
「署長に無許可で風俗店を内偵調査、名古屋国税局幹部を訓
告 報告書に不在部下名を虚偽記載」
名古屋国税局管内の50代男性幹部職員が、正当な手続きを踏
まずに風俗店などの内偵調査を実施し、虚偽の報告書を作成
していたことが5日、関係者への取材で分かった。
国税庁は、男性幹部を訓告処分とした。
国税庁に内部から公益通報があり発覚。局内で情報共有され
た際、通報者らの名前や通報内容が漏洩しており、同庁は
漏らした同局管内の別の男性幹部職員を口頭注意とした。
関係者によると、調査は令和4年7月~5年6月に複数回実施。
内偵調査は通常、質問検査権のある調査官が上司の許可を
得て行い、報告書を作成する。男性幹部は当時、愛知県内
の税務署の副署長で質問検査権はなかったが、署長ら上司
の許可を得ずに風俗店などを調査した。報告書には、実際
には同行していない部下の名前が記載されていたという。
(産経新聞2024年12月5日配信)
著者による解説
この記事を読むと、税務署の副署長が、署長の許可を受け
ずに勝手に風俗店に内定調査を行ったということになって
います。
が、元税務署員から言わせてもらえば、これは内定調査で
はなく、副署長が勝手に私的に風俗店に行き、それを調査
と偽り調査費を詐取した「事件」です。
というのも、税務署の副署長がまず現場で内定調査をする
ことなど、常識的にあり得ないからです。
税務署の仕事は細かく分担されており、まず調査部門、
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