メルマガ ジャーナリスティックなやさしい未来----2025年1月15日 第582号
インド南部、沿岸の都市マンガロールから内陸に向かって2時間程の町、カルカラは約30年前の学生時代に旅した時期の風景がそのまま残されたようで、思わず頬が緩む。
若い時に求めていた刺激があって、かつての若さゆえの好奇心は純粋で、思い出すと少し気恥しい感覚にもある。
目抜き通りには土埃を巻き上げ、クラクションを連呼する乗り合いバスとオートリキシャが先を争い目的地へ急ぐ。
マーケットに屯する人たちはどこへ向かうのだろう。
足元がはだしの人は1人ではない。
しかしながら、あの頃に比べると人力車は見ないし、行きかう車も中には洗練されたフォルムの国産車が目立つ。
そしてはだしの人の手にもスマートフォンが握られている。
そしてこの小さな町の目抜き通りには、イスラム教、ヒンズー教、ジャイナ教の寺院、キリスト教会があり、祈りを捧げる人の日常は気分を穏やかにさせてくれる。
早朝5時、暗闇の中にあるこの町もイスラム教寺院からはコーランの調べがこだまし、厳かな面持ちで信者が集っていく。
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