第348号(2025年1月10日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもメルマガ
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
をお読みいただきありがとうございます。
さて、今週号の内容ですが、まず【1】の
『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、
今週も引き続き
【リーダーシップ・スタイルと交渉術】
についてお話しいたします。
前回号では、
『私の言うとおりにしていればすべてうまくいく』という思い込みの下、
究極のトップダウン型リーダーシップ・スタイルと言える【Authoritarian Leadership】について紹介し、それがいかに交渉、そしてチームや組織にとって危険かを解き明かしました。
特に相手を見くびるがゆえに、その相手からの報復の餌食になるという怖いお話しもしました。
今週号では【Paternalistic Leadership Style】強い立場にあるものが、弱い立場にあるものの利益のためだとして、本人たちの意志を問わずに介入・干渉・支援するリーダーシップ・スタイル)】についてお話しいたします。
その内容は本編をお楽しみに♪
次に【2―国際情勢の裏側】ですが、
年末年始もめまぐるしく本当にいろいろなことが起きました。
アサド政権崩壊後のシリアを巡る国内外での攻防の激化。
ガザ停戦を巡る駆け引きの再激化。
地獄と化した“忘れられた紛争たち”(スーダン、ミャンマーなど)。
トランプ大統領による“停戦協議”を前にしたロシアとウクライナの戦闘の激化と泥沼化。
イランを襲う“ジレンマ”と世界規模の安全保障への脅威の高まり。
そして、北朝鮮の先鋭化・・・・。
いろいろなことが目につきますが、そのすべてが皮肉にも“トランプ氏のアメリカ合衆国大統領への返り咲き”、
通称『トランプ2.0』を巡る不確実性が巻き起こしている現象と言えます。
『ウクライナでの戦争を就任後24時間以内に終わらせる』
『中東における混乱も私が収束させる。』
この選挙中の発言内容・公約は、大統領就任直前になって『6か月以内には・・・』と後退しているように思いますが、
『海外におけるアメリカの軍事的なコミットメントを低下させること』を目指している第2次トランプ政権が音頭を取る
国際紛争に関するディールは、2025年、そして今後4年間の国際情勢にどう影響するのでしょうか?
2025年の第1号となる今週号の【2-国際情勢の裏側】では、
【“ハリケーン・トランプ”は世界に平和と取り戻すのか?それとも秩序の完全なる崩壊に導くのか?】
と題してお話しします。
今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
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