▼▽▼ Vol.518
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佐高信の筆刀両断~日本生命と谷川俊太郎~
2024/12/27
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◆目次
1・筆刀両断 日本生命と谷川俊太郎
2・標的にしたタレント文化人(4) 渡辺恒雄
3・雑記
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1・筆刀両断 日本生命と谷川俊太郎
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はつなつのゆふべひたひを光らせて
保険屋が遠き死を売りに来る
塚本邦雄の歌である。
作家の夏樹静子に
『遠い約束』(文春文庫)という小説があるが、
生命保険業界を描いたこの作品の題名を
夏樹は新幹線の中で思いついた。
生保は、福沢諭吉が『西洋旅案内』の中で
「人の生涯請合」として紹介したことによって
日本に入ってきたが、
まさしく、人の死を媒体とした「遠い約束」である。
夏樹にこの小説について取材した時、
「生保は経済界に君臨する巨大な金融資本という顔を
持っていますでしょう」
といきなり言われて驚いたことがある。