今回は、春からじっくりと仕込んでいた、岩手・青森の一戸・八戸エリアに再訪した顛末記です。お気軽にお楽しみください。
「岩手・青森の再訪」
噂に伝えきく世にも不思議な「キリスト祭」に参加するために、青森県八戸市の近郊にある新郷村を訪問したのは2024年初夏の6月初旬でした。
ガイド役を買って出ていただいたのは、八戸出身の古典占星術研究家アマンジョーシさんでした。僕の錬金術セミナー参加者5人で訪れたわれわれは、アマンさんの案内に身を任せ、八戸の魅力も十分に味わうことになったのです。
それ以来、僕は八戸が好きになってしまい、ヴァカンスと仕事をかねた「ワーケーション」の機会があるならば、間違いなく八戸を選ぶだろうと確信をもっていました。
しかも仲良くしていただいている個性的な一守大潤さんの一守書店がある岩手県一戸町は、眼と鼻の先でしかありません。県境を跨いだ「南部文化圏」と申しましょうか、この八戸・一戸エリアは非常に興味ぶかい土地や人々の優しい気質にも惹かれます。
本来ならもっと早く再訪したかったのですが、同人誌『エリクシル』の編集と本づくりのための期間や、4月から着任した新センターの目玉行事の企画運営などもあり、8月から10月は動くことができませんでした。
そんななかアマンさんに相談したところ、11月後半に家族のために八戸にもどるという話なので、そのタイミングに僕も合わせることにしました。その話の流れから、八戸ブックセンターで同人誌『エリクシル』のための読書会をかねたイベントを開催してはどうかと、アマンさんから提案がありました。なるほど、八戸ブックセンターは非常に魅力的な場所であり、そこでトーク・イベントを開催することは願ったり、叶ったりです。
ということで、アマンさんが八戸に滞在している週の土曜日、つまり11月23日に八戸ブックセンターのイベント会場が空いていれば、そこでイベントを開催しようという流れになりました。まずは会場をお借りする条件などをクリアしていきます。この点は八戸に幅広い人脈をもつ、土地勘のあるアマンさんにお任せしました。
そのあいだに僕は、夏に覚えたばかりのインデザインを使ってシンプルなポスターをつくりました。会場は公共機関として利益を出してはならないというルールがあり、『エリクシル』の税込価格2500円をトーク・イベントの参加費とし、もれなく参加者には『エリクシル』を一冊進呈することにしました。会場のキャパは最大15名です。
このトーク・イベントの準備と並行して、一戸町の一守さんが隔週木曜日に出演している二戸町のカシオペアFMでの番組『にとと』内のコーナー「ブック・スランバー」にも出演させていただけるように話を進めました。
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