しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」Vol.592
09/03/2024
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●ハロウィンシーズンに思い出す
みなさんおはようございます!SFベイエリアも朝晩はだいぶ冷え込むようになってき
ました。特に僕らが住むちょい内陸は昼夜と夏冬の気温差が沿岸域と比べると激し
いので、夜はかなり冷え込みます。ついに暖房がつくようになりました。とはいえ、ボ
ストンに比較すればベイエリアの冬はどうってことありません。一方で、ベイエリアに
引っ越しをしてからもう2年ですが、人間は一定の環境に住むと慣れるもので、ベイ
エリアの気候でもそれなりに冬は寒いと感じるようになってきたのも事実です。
メルマガの発行号の日付とズレがあって申し訳ないのですが、先日は娘を連れてハ
ロウィンのトリック・オア・トリートに出かけてきました。近所にど派手なハロウィンデコ
レーションをするエリアがあり、その地域一丸となってまるでアミューズメントパーク
かのような雰囲気を作り出しています。毎年人気のエリアのようで、沢山の家族連
れがトリック・オア・トリートを楽しみました。それぞれにクリエイティブなハロウィンデ
コをしている家々を一軒ずつまわり、子どもたちはキャンディーやチョコレートなどの
お菓子をもらうのです。ハロウィンは夜遅くまで子どもが大興奮し、さらにキャン
ディーなどの糖分のせいでスーパーハイになります。そのためか、我が家の近隣で
は翌日の学校は例年休校にしているようです。それほどアメリカではハロウィンが子
どもにとって大きなイベントなのです。日本ではハロウィンは若者のコスプレ大会の
ようになっていて、米国とは様相が違うと思います。ハロウィンだけでなく、クリスマ
スも米国は家族のイベントであるのに対し日本では恋人のイベント色が強いし、バ
レンタインデーも米国は夫婦や恋人のイベントであるのに対し、日本では女性から
男性にチョコレートを渡すという女性には大変面倒くさいイベントになっています。さ
らに米国にはそもそもホワイトデーなんてありません。きっと他にも米国と日本で行
事の特色が違うものもあるでしょう。
ハロウィンといえばオバケには出てきて欲しくありませんが、もし出てきてくれるなら
ばティッティとしおちゃんには登場してほしいかもしれません。11月2日はティッティ
の命日でしたし、12月にはしおちゃんが去ってから1年になります。ハロウィンの時
期になるとティッティとしおちゃんのことを特に思い出すことになりそうです。可愛い
オバケになって出てきて欲しいかもと思う一方で、オバケの状態でスタックしていて
ほしくないという思いもあります。痛みや苦しみのない場所でのびのびとしている
か、生まれ変わってどこかで新しいにゃん生を送っていて欲しいと思います。また会
いたいと思う気持がある一方で、それよりもティッティとしおちゃんの魂がどこかにい
るのならば、その魂が幸せな状態でいて欲しいと思うばかりです。これって、やっぱ
り親心なのでしょうね。
さて、僕はといえば6週間ほど前に頚椎を痛めてから痛みと痺れで柔術ができなく
なっており、非常にストレスを感じている毎日です。6週間も待たされてやっと神経外
科に会えたのですが、次の治療を開始するまでにまた数週間待たされるのです。治
療を行う度に、病院が保険会社と確認を取って保険会社の了承を得なければなら
ないからだそうです。その了承に数週間もかかるという、なんとも馬鹿げたシステム
なのです。米国に住んでいると本当に医療システムが悪くて恐ろしいです。僕のキャ
リアや子どもの教育という意味では米国は良い点がいくつもあるけれども、医療シス
テムに関しては最悪です。海外に住むということが僕にとってもう何も物珍しくも新鮮
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