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【大胆予想】これからの日本の政治はどうなっていくのか?(後半:石破辞任から高市早苗氏による自民「安定」政権樹立までの流れ)

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
さて,今後の政局の展開についての予想ですが,昨日は, 1)石破が総理になり,少数与党が成立. 2)その結果,国民民主の玉木の積極財政政策の『ごく一部』が成立するが,財務省はそれと引き換えに石破を使って数々のステルス増税を仕込む 3)安倍派を中心とした党内の石破おろしも始まるが決定打にならず 4)ただし,石破で参院選が勝てるとは誰も思っていないので,来年3月の予算成立直後あたりに(岸田も含めた)自民党全体の総意として石破に引導を渡すか,野党が予算審議途上で内閣不信任案を提出し,それに(安倍派を中心とした)一部の与党議員が「棄権」する事を通して不信任案が成立するか等を通して,石破は多くとも来年3月までに辞任する. ということを解説しましたが,今日は「石破辞任後」の展開を予想してみたいと思います. ただし,以上の展開と並行して今,自民党が水面下で進めている取り組みの解説からはじめようと思います. ■まず,以上の取り組みと平行して,石破・岸田は延命をかけて,与党過半数の18人の不足を解消すべく,「自民会派」に入る無所属議員,野党議員の「一本釣り」を続ける.既に,自民非公認・党員剥奪等の6議員は自民会派復帰が確定している.もしこれが成功し,18人に達成すれば,国民民主党との部分連携も不要となる. ■こうして万一,18人の議員不足が解消できたら何が変わるのかと言えば,結局は上記の様に国民民主党らの主張を悉く退けることが可能となると同時に,内閣不信任案が成立する確率が大きく減る,という二点である.ただし,だからといって石破政権では参議院選挙は戦えないため,それまでに石破が予算成立直後あたりで交代することは避けられない.

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