しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」Vol.588
08/06/2024
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●ティコとの再会
みなさんおはようございます!ここでの話題とメルマガの日付にズレがあって申し訳
ないのですが、そろそろ日本も残暑がすっかり落ち着いたと思います。僕が帰国し
ていた8月の後半は台風が西日本をウロウロしていてとても気候が悪い毎日でした
が、そろそろそんなジメジメした気候も減って爽やかな秋になってきた頃ではないか
と想像しています。
2週間の帰国後にサンフランシスコに戻ったら、一体ティコはどんな再会をするだろ
うかと色々妄想を膨らませていました。ティコは愛情表現がストレートで、「大好き・
あいしてる」を身体全体で表現する子です。毎日のように抱きついてハグをしてきた
り、チュッチュチュッチュと激しくチューをしてくる子です。一方でしおちゃんはかっこ
つけだったので、ティコのようなストレートな愛情表現はしませんでした。特に晩年は
そういう傾向があり、気づくとさりげなく寄り添っていたりするタイプでした。でも僕が
しつっこくするとしおちゃんはまんざらでもない様子でした。基本的にしおちゃんもス
キンシップが大好きな愛情深い子でした。しおちゃんの匂いとかモフモフの感触を思
い出しながらこの文章を書いていますが、それだけでまた涙が溢れそうになります。
さて、僕はかれこれ10年ほど1週間以上の帰国をしていません。前回の帰国は20
19年でコロナパンデミックの前でしたが、たったの1週間の弾丸スケジュールだった
ので、不在をしたという感覚がありませんでした。その前の帰国が2014年で、日本
でトークショーなどを行った時です。あれから早10年ですよ…信じられませんね?
当時はメルマガを始めて翌年だったと思いますが、その頃からこうして購読してくだ
さっている方々もいらっしゃると思います。長いお付き合いをしてくださって本当に有
り難いと思っています。
●しおちゃんの「おかえり」のスタイル
ということで、ティコから離れるということをしてからかなり久しいわけで、若かった
ティコも今ではシニアになっています。そんなティコが、今回のおとんの不在をどう受
け止めるかがかなり気になるところでした。ただ、僕の不在中ちゃっこがティコの世
話をしてくれたので不安はありませんでした。ティコもちゃっこのことが大好きでよく
懐いているので、ティコが孤独を感じることはないからです。こうして、約2週間の日
本滞在を終えて僕が帰ってきた時のことです。帰宅した僕は「ティコー!」と呼びな
がら家の中に入っていきましたが、ティコはお迎えに出てくる様子がありません。ま
あ、そもそもティコは日常的に僕のお迎えをしに玄関や裏戸などにやって来ることは
ありません。またしおちゃんのことを思い出してしまいますが、お迎えをしてくれるの
はいつもしおちゃんでした。さすが「おかえり印」のしおちゃんだけあって、お迎えは
得意です。ティっ子は、おとんをお迎えにいくしおちゃんの後を追っていくという形
で、自然とおとんのお迎えのお供をしていたという形です。そしてT2がお迎えに動く
と、つられてティッティもノソノソとついてくるという形になっていたのでした。3にゃん
がお迎えに来てくれていた楽しい思い出です。今ももちろん幸せですが、全員が
揃っていた時代も幸せだったなぁと回想しています。そういった時間は二度と戻らな
いので、皆さんもにゃんこやご家族が健在だったら、ぜひ楽しい思い出を作ること
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